ターミナル画面の横幅を指定します。 実際の幅よりも、こちらの設定の方が優先されます。
この環境変数は、現在のところ、gfls コマンドの出力が端末に表示される 場合のみ利用されています。
例:
COLUMNS=120
ホームディレクトリ直下の .gfarm2rc ファイルの代わりに、 この環境変数で指定したファイルが、Gfarmクライアントの追加設定に使われます。 このファイルで指定した内容は、gfarm2.conf よりも優先されます。
例:
GFARM_CONFIG_FILE=$HOME/.gfarm2rc.alt
Gfarmクライアントの動作を変更するフラグを指定します。 下記のフラグがあります。
Gfarmクライアントをファイルシステムノード上で実行した場合、 ファイルアクセス時に、まず自ノードにそのファイルを複製してから アクセスします。
例:
GFARM_FLAGS=r
globus_gssapi_gsi version 11.17 以降 (globus_toolkit version 6.0.1433193802以降) を利用している場合、 この環境変数を指定することにより、gsi 認証時の暗号化方式を指定できます。
指定可能な方式については、OpenSSL の ciphers マニュアル ( openssl_ciphers(1) ないし ciphers(1) ) を参照してください。
AES-NI 命令セットを備える x86 系 CPU の場合、クライアント側で AES128-GCM-SHA256 を指定することで、若干の安全性低下の見返りに、 数パーセント程度、通信性能が向上することがあります。 AES-NI 命令セットを備えない x86 系 CPU では、クライアント側で AES128-SHA を指定することで、若干の安全性低下の見返りに、 倍程度、通信性能が向上することがあります。 性能の変化は、CPUの種類によって異なりますので、利用の前に性能計測を お勧めします。あるCPUでは性能向上となる設定が、別のCPUでは性能低下を 招くことがあります。 参考のため、いくつかのCPUでの計測結果を、Gfarm ユーザーズマニュアルの “暗号化方式によるネットワーク転送速度の比較” に記載しています。
例:
GLOBUS_GSSAPI_CIPHERS=AES128-GCM-SHA256