gfuser
[-P path
] [-l] [user
...]
gfuser
[-P path
] -c username realname homedir gsi_dn
gfuser
[-P path
] -m username realname homedir gsi_dn
gfuser
[-P path
] -d username
gfuser
[-P path
] -L [user
...]
gfuser
[-P path
] -A username authentication_method authentication_identifier
Gfarm ファイルシステムにおける利用ユーザの管理を行います. デフォルトでは登録ユーザを表示します. ユーザ名が指定されたら,指定されたユーザを表示します. Gfarmファイルシステムの管理者は,-c,-m,-d オプションを指定することにより,それぞれユーザの登録, 登録情報変更,登録削除を行うことができます.
-Lオプションを指定することにより,各Gfarmグローバルユーザーに対して, それぞれの認証方式におけるユーザ識別子を表示します. Gfarmファイルシステムの管理者は, -Aオプションに認証方式とユーザ識別子を指定することにより, それぞれの認証方式におけるユーザ識別子をグローバルユーザ名に対して登録, 変更,削除することができます.
-P
パス名
このコマンドがアクセスするメタデータサーバを特定するための パス名または Gfarm URL を指定します。 省略した場合は、「/」を指定したのと同じ意味になります。
-l
登録ユーザの情報を詳細に表示します.
-c
ユーザの登録を行います. 登録にはGfarmファイルシステムに置けるグローバルユーザ名, 実ユーザ名,Gfarm上のホームディレクトリ,GSI認証における ユーザ証明書のSubject DNを指定します. 実ユーザ名,Subject DNなどに空白が含まれる場合は, ダブルクオートなどで括る必要があります. Gfarmの管理者が実行可能です.
-m
登録ユーザの情報の変更を行います. 変更したいグローバルユーザ名, 実ユーザ名,Gfarm上のホームディレクトリ,GSI認証における ユーザ証明書のSubject DNを指定します. Gfarmの管理者が実行可能です.
-d
登録ユーザの情報を消去します. 消去したいグローバルユーザ名を指定します. Gfarmの管理者が実行可能です.
-L
登録ユーザの情報,および認証方式毎のユーザ識別子を表示します.
-A
認証方式に対するユーザ識別子の登録,変更,削除を行います. 削除するにはユーザ識別子に空文字列を指定します. 認証方式としては SASL と Kerberos が利用可能です. Gfarmの管理者が実行可能です.
-?
引数オプションを表示します.