Name

gfkey — Gfarm セッション・キー管理コマンド

Synopsis

gfkey [オプション]

DESCRIPTION

信頼された環境で gfsd、gfmd を共有秘密鍵認証でアクセスするのに 必要なセッション・キー・ファイル $HOME/.gfarm_shared_key を扱うコマンドです。 セッション・キー・ファイルのパス名は gfarm2.conf の shared_key_file により変更可能です。

ホーム・ディレクトリを共有している環境では、このコマンドを使う必要性 はあまりありませんが、そうでない環境では、このコマンドでキーを生成し た後、全ファイルシステムノードにキーを配付する必要があります。

OPTIONS

-c

このオプションを指定すると、有効なセッション・キーがない場合に、セッ ション・キー・ファイルを作成します。既に有効なセッション・キーが存 在する場合には何もしません。

-f

強制的にセッション・キーを作成します。 既に有効なセッション・キーが存在する場合でも、そのキーを捨てて新た にキーを作成します。

-p period

セッション・キーの有効期限を指定します。単位は秒です。 このオプションは -c オプションあるいは -f オプションと同時に指定する必要があります。 デフォルトは86400秒(1日)です。

-l

現在のキーを表示します。

-e

現在のキーの期限が切れる時刻を表示します。

-L message-priority-level

このオプションで指定したレベル以上の優先度のメッセージを出力します。 デフォルトはinfoです。 指定できる値はgfarm2.conf(5)のlog_levelの項を参照してください。

-V

バージョンを表示します。

-?

引数オプションを表示します。

FILES

$HOME/.gfarm_shared_key

セッション・キー・ファイルです。