gfjournaladmin は、ジャーナルファイルの中から、
シーケンス番号 sequence-number
を持った
レコードを消去します。
レコードは、同じ長さの NOP (no operation) レコードで置き換えられるため、
ジャーナルファイル内の他のレコードが移動したり、内容が変更されたりする
ことはありません。
gfmd はメタデータの不整合を検知すると、以下のようなログメッセージを出力 し、ただちに終了します。
db_journal_store_thread : seqnum=938 ope=FILECOPY_ADD : \
already exists
このような不整合は発生してはならないものではありますが、gfmd のバグに よって一旦生じてしまうと、gfmd を再起動できなくなります。 起動時に gfmd はジャーナルデータの適用を行うため、再び不整合を検知して、 終了してしまいます。 gfjournaladmin コマンドは、このような状況から抜け出す ために使用します。 上記のログメッセージでは、シーケンス番号 938 のレコードによって不整合が 起きていることが示されています。 このレコードを消すには、次のようにコマンドを実行します。
gfjournaladmin /var/gfarm-metadata/journal/0000000000.gmj 938
BEGIN (オペレーションID 1) および END (オペレーションID 2) の ジャーナルレコードは消すことができないので、注意して下さい。