gfedquota は、 ユーザやグループに対するファイル制限を編集できます。
制限の種類には、ソフトリミットとハードリミットがあります。 ソフトリミットには猶予期間を設定できます。 制限する対象は、ファイル数の合計とファイルサイズの合計、 レプリカを含めた実ファイル数の合計と実ファイルサイズの合計です。 制限値に 'disable' または -1 を指定すると、無制限になります。 制限するためのオプションを指定しなければ、 割り当て量 (quota) は変わりません。
このコマンドは gfarmadm グループに所属する管理者だけが実行できます。
ただし、-D オプション指定の管理者グループとしては、 gfarmadm グループではなく、gfarmroot グループが使われます。
-P NAME, --path=NAME
指定したパス名により特定のメタデータサーバを指定します。
-u NAME, --user=NAME
制限を編集する対象のユーザ名を指定します。
-g NAME, --group=NAME
制限を編集する対象のグループ名を指定します。
-D NAME, --dirset=NAME
制限を編集する対象の dirset名 を指定します。
-G SECOND, --grace=SECOND
ソフトリミットの猶予時間を秒で指定します。
-s BYTE, --softspc=BYTE
ファイル使用量のソフトリミットをバイト数で指定します。
-h BYTE, --hardspc=BYTE
ファイル使用量のハードリミットをバイト数で指定します。
-m NUM, --softnum=NUM
ファイル数のソフトリミットを数値で指定します。
-n NUM, --hardnum=NUM
ファイル数のハードリミットを数値で指定します。
-S BYTE, --physoftspc=BYTE
レプリカを含めた実ファイル使用量のソフトリミットを バイト数で指定します。
-H BYTE, --phyhardspc=BYTE
レプリカを含めた実ファイル使用量のハードリミットを バイト数で指定します。
-M NUM, --physoftnum=NUM
レプリカを含めた実ファイル数のソフトリミットを数値で指定します。
-N NUM, --phyhardnum=NUM
レプリカを含めた実ファイル数のハードリミットを数値で指定します。
-?
引数オプションを表示します。